こんにちは、香りの魅力をお伝えするゆゆ子です!
今回はあなたが知って得する「香」と「薫」の違いについてお伝えします。
案外知らない…だから知って得!
実は…私は香りの魅力をお伝えするブログを書くようになって「かおり」の漢字を調べてみました♪
ここでわかること
- 「香」の字源から読み方と使い方まで
- 「薫」の字源から読み方と使い方まで
- 【特別編】ゆゆ子が使う漢字「かおり」の魅力とは
あえてゆゆ子のブログでは現在までに「香」の漢字をどのブログにも使っています。
ゆゆ子の「香」の使い方について、ご意見いただけるとゆゆ子の学びになります‼︎
「香」の字源から読み方と使い方を解説
まず難しい漢字は、字源(じげん:文字の起源)を知ると漢字の面白さを感じられて、覚えやすいかなぁ〜と思います。
字源を知ると読み方に使い方が理解しやすくなりますよ。
では早速‼︎
「香」の字源
「香」は「黍(きび:穀物の一種)」と「甘(あま-い)」というふたつの字が合わさったものです。
「黍」は中国の「粟(あわ)」と並ぶ主要穀物です。
でも、弥生時代には日本でも食べられていました。
「黍」は主食にもなりお酒にもなる優れもので、匂いもよく味もよいとされています。
「甘」は食べ物を口にしている象形文字(しょうけいもじ:点と線を使い物の形であらわされている)です。
「黍」を口にすると「甘い(あま-い・うま-い)」を感じることからふたつの漢字を合わせて「香」という漢字になりました。
匂いもいいし味もいい‼️そんな優れものならいっぱい食べたい‼︎人を笑顔にするそんな姿を「香」の漢字に表現したのね。
「香」の読み方と使い方
「香」の多くが「鼻から感じるよい匂い」として使われています。
「香」の読み方
「香」は9画
音読み:こう・きょう
訓読み:か・かお-り・かお-る・かんば-しい
「香」の使い方
- フローラルの香りがする
- この部屋は良い香りがする
- 香水(こうすい)
- 香炉(こうろ)
- 線香(せんこう) など
「薫」の字源から読み方と使い方を解説
「薫」はちょっと難しそうに見える漢字ですね…。
でも、字源を知ると「なるほど♪」ですよ。
では解説します。
「薫」の字源
「薫」の草かんむり「艹」は香草を指しますが、この香草を袋に入れてから炎でいぶし、くゆらしている象形文字です。
「香草を炎でいぶしくゆらせる」では、いまいちイメージしにくいですね。
「いぶしくゆらせる」って??
「燻(いぶ)す」とはものを燃やして煙を出すこと。
「燻(くゆ)らせる」とは煙をゆるく立ち昇らせること。
この「いぶす・くゆらせる」という漢字には「薫」書きかえ字(同じ意味をもつ)も使われます。
「薰」は旧字体ですね。
「薫」は香りのある草を袋にまとめて、火でいぶしくゆらせることでできた漢字です。
いぶしくゆらせることで立ち昇る煙と香りにじっくり浸りたい…「薫」はそんな情景をイメージさせるわね♪
「薫」の読み方と使い方
「薫」は比喩的(別の何かに例える表現)・抽象的(具体的でないハッキリしない表現)な意味で雰囲気を表現する場合に多く使われています。
「薫」の読み方
「薫」は16画
音読み:くん
訓読み:かお-る・かおり-ぐさ・たく
「薫」の使い方
- 大正ロマンの薫る宿
- 異国の薫りがする
- 薫物(たきもの)
- 薫製(くんせい)
- 薫煙(くんえん) など
【特別編】「香」と「薫」の「かおり」の魅力
「香」と「薫」について解説してきました。
ただ、今は同じような意味として使われていることが多いですね。
文章を書く者として、ゆゆ子自身はどうするべきか一生懸命考えました。
【特別編】ゆゆ子の伝えたい「かおり」は区別されるべきか…。
「かおり」の魅力は自身を表現!「香」で笑顔になる♪
物事の意味を追求し、それに合った漢字を使うのは正しいです。
文化庁の文化審議会国語分科会でもしっかり示されています。
かおり・かおる 042
引用元:「異字同訓」の漢字の使い分け例(報告)平成26年2月21日
【香り・香る】鼻で感じられる良い匂い。
茶の香り。香水の香り。菊が香る。梅の花が香る。
【薫り・薫る】主に比喩的あるいは抽象的なかおり。
文化の薫り。初夏の薫り。菊薫る佳日。風薫る五月。
しかし、古典漢字には当て字が多く使われていますよね。
この「当て字」は、作り手が何に焦点を当てて物事を見ているのか知れるものになります。
ここで言いたいことは現在は一般的に「かおり」の漢字を使うときは「香」でも「薫」でも間違いにはならないようだということ。
作り手が焦点を当てるというその想いは、きっと強く深いものでしょう。
ゆゆ子の焦点はこの「香り」
「香り」は人の意識にとどまり、ふとした瞬間に呼び起こされる不思議なものです。
この呼び起こされた「香り」は、私たちの心を動かして感動や喜び、気づきなどを与えてくれます。
これが「香り」の魅力です。
そこでゆゆ子の知恵袋ブログでは、「香」を使ってこのまま香りの魅力を伝えたいと思います。
字源でもあったように「香」は人がいつも笑顔でいられる「かおり」だからです。
これが私の表現の仕方です♪
美味しい食事の匂いも、古を感じるアクセサリーも、歴史のひと場面にでも「かおり」の結びつきで人を笑顔にすることができる気がします‼︎
だから「香」の漢字には魅力がある。
あなたの人生に輝きとトキメキをプラスするためにゆゆ子の知恵袋から「香りの魅力」を伝え続けます。
まとめ
「香」と「薫」の意味を知り使い分けることはもちろん大切です。
でも、古典漢字によくあるように当て字を使うこともあります。
また、作り手の焦点の当て方で表現する漢字の使い方も変わります。
このため、「香」と「薫」のどちらを使うかに絶対はないということがいえます。
でも、やっぱり知って得ですよ‼️
「香」と「薫」の字源を知り正しい読み方使い方ができたら素敵ですからね。
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